プレナップ指南書(結婚契約書・婚前契約書・婚姻契約書) 2016年最新版

〜 婚前契約書・結婚契約書・婚姻契約書の作成・書き方・法的効果・文例サンプルを徹底解説! 〜

スポンサーリンク
スポンサーリンク

契約書の変更・追加


契約書内容の変更・追加

 ふたりの状況などが変化すると、結婚契約書の内容も変更・追加が必要になってきます。○年ごとといったように、定期的に更新していくこともひとつの方法です。
 結婚契約書の最後に、一文入れておきましょう。

 文 例

「本契約書作成後、状況や記載内容に変化が生じた場合、夫と妻で相談し、合意した項目のみ、追加・変更できるものとします。」
「本契約書は、夫と妻で協力して3年ごとに見直します。」
「本契約書の有効期限は、契約締結日から3年間とします。」
※ 有効期間を定める場合は契約の一般理論からすると、自動で効力が喪失してしまいかせんません。なので、見直し・追加・変更ができるものとした上で、特に変更しない限りは期限を切らずにおいた方が無難かと思います。(婚前契約書の法的効力の話はさておき、です。)
△PageTop△


 ※更新・更改にそなえた文例
夫婦間の契約の取消権に備えて、この取消権を行使できないように約束しておくことも一応有効です。(厳密には法令の定めも判例もありませんが、この夫婦間の取消権の趣旨は「法は夫婦間に入らず」的なものです。なので、排除が可能であるとするのが有力な見解です。)
 文 例
「契約を更新、更改した後も、甲乙はお互いに、本契約については夫婦間の取消権を放棄する。」
「契約を更新・更改しても、甲乙は本契約を取り消せないものとする。」

結婚(婚姻・婚前)契約書の作成や、事実婚・国際結婚・高齢者婚の場合など、ご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。

  
全国対応・実績多数!


△PageTop△



スポンサーリンク