プレナップ指南書(結婚契約書・婚前契約書・婚姻契約書) 2016年最新版

〜 婚前契約書・結婚契約書・婚姻契約書の作成・書き方・法的効果・文例サンプルを徹底解説! 〜

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付き合いのこと


父母・実家との付き合い

 結婚をすると自分の両親だけでなく、相手の両親も大切にしていきたいものです。その両親との付き合い方も、ふたりで話し合っておきましょう。

 文 例

「夫と妻は、お互いの両親を尊重し、大切にします。」
「お互いの両親に対し、親孝行できるよう努めます。」
「夫と妻は、お正月元旦と法事は夫の実家へ帰省します。」
「妻の実家へは、元旦の翌日(1月2日)とお盆に帰省します。」
「夫と妻は、年に1回ずつ交代で、それぞれの実家に帰省します。」
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父母の介護・同居

 いずれ考えていかなければならない親の介護と同居についても、ふたりで話し合っておきましょう。民法上、子どもには親の扶養義務があります。法律上、親の介護を拒否することはできませんが、今すぐに答えが出ない場合は、「○年後に考える」などとしておきましょう。
 また、両親との同居についても、夫婦でトラブルになりやすい項目です。お互いの意思をはっきりと確認しておきましょう。

 文 例

「夫と妻は、どちらかの両親に介護が必要になったとき、お互いに協力します。」
「両親の介護については、3年後に、再度考慮します。」
「夫と妻は、お互いの両親との同居はしません。」
「万が一、同居が必要になった場合は、改めて考慮することとします。」
「夫と妻は、親がが○歳になったとき、同居・住宅について検討します。」
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兄弟姉妹との付き合い

 お互いの兄弟姉妹との付き合い方についても、話し合っておきましょう。それぞれの関係性を把握するとともに、お互いに尊重しあえる関係を築いていきましょう。特に配慮したい人がいる場合も記載しておきましょう。

 文 例

「夫と妻は、お互いの兄弟姉妹を尊重し、良好な関係を築けるように努めます。」
「妻の兄に対しては、特に配慮した付き合いをするよう努力します。」
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三親等までの親戚・遠い親戚との付き合い

 1親等は自分の親・子、2親等は自分の祖父母・兄弟姉妹、3親等は伯父(叔父)・伯母(叔母)・甥・姪のことです。本格的に、親戚との付き合いが始まる前に、ふたりの意思とその振る舞いなどを確認しておきましょう。

 文 例

「夫と妻は、積極的にお互いの親戚と付き合います。」
「冠婚葬祭などにも、積極的に参加します。」
「夫と妻は、年に2回、夫の実家の祭礼に参加し、手伝いをします。」
「夫と妻は、お互いの実家での飲酒・禁煙を極力控えます。」
「お互いの家の風習に、できる限り協力するよう努めます。」
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仕事関係の人との付き合い

 仕事の付き合いで、「家に上司を招く」「夫婦で招待される」なんてこともあるかもしれません。社交的なふたりなら、負担にならないかもしれませんが、お互いの気持ちを知っておきましょう。

 文 例

「夫の仕事上の付き合いに、妻は積極的に協力します。」
「自宅でのもてなしについては、必ず事前に相談をします。」
「月に1度は、自宅でホームパーティーを開きます。」
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友人・ご近所との付き合い

 お互いの友人との付き合いについて、お互いに積極的に付き合っていきたい部分と、干渉されたくない部分とがあるかと思います。住んでいる環境にもよりますが、ご近所とのお付き合いも出てきます。友人・ご近所との付き合いについて、理想的な関わり方について、話し合ってみましょう。

 文 例

「夫と妻は、それぞれの友人関係の付き合いを尊重します。」
「お互いの友人との交際を尊重し、必要以上の干渉はしません。」
「お互いの意思を確認しながら、友人関係を広げていきます。」
「夫と妻は、近隣との付き合いについて、協力して行います。」
「町内会・マンションの管理組合の役員については、夫が引き受けます。」

 結婚(婚姻・婚前)契約書の作成や、事実婚・国際結婚・高齢者婚の場合など、ご不明な点がありましたら、いつでもお問い合わせください。

  
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