夫婦の記念日を大切にしたい人は、どの日にどんなお祝いをしたいか、書いておきましょう。 ・出会いの日 ・結婚記念日 ・プロポーズ ・入籍日 ・初デートの日 ・誕生日 ・クリスマス ・バレンタイン ・年末年始 ・子どもの誕生日 文 例 「夫と妻はお互いの誕生日等の記念日は必ず一緒に過ごします。」「毎週日曜日は家族で過ごします。やむを得ない場合は別日に変更します。」 |
夫婦・家族の行事、日本の年中行事を大切にしたい人は、書いておきましょう。子どもが生まれた場合は、入学式・運動会・発表会・卒業式なども家族の行事なります。 文 例 「お正月、七夕、クリスマスは、家族で楽しみ、祝うようにします。」「夫と妻は、子どもの学校の主な行事に、積極的に参加します。」 「町内のお祭りには、家族で参加します。」 |
休日における家族の過ごし方をまとめておきましょう。家族で過ごす時間とともに、それぞれ個人で過ごす時間の使い方も話し合っておきましょう。しかし、あまり縛りすぎず、助け合い、一緒に楽しむことを前提に考えて生きましょう。 文 例 「月に1・2回、夕食は外食に出掛けます。」「休日のうち月1回は妻の自由時間とし、夫は妻に協力します。」 「夫と妻は、長期休暇の日程をあわせるよう努力します。」 |
お互いに特定の宗教を信仰している場合があります。容認して結婚することも多いですが、相手の宗教を強要されたくない、妨げられたくない場合などに関した項目を作っておくとよいでしょう。結婚後に一方がオカルト系の宗教に入信し、過度のお布施や活動をすることによりトラブルや離婚に至るケースもあります。また、マインドコントロールの程度がひどいビジネスへの没頭もオカルト宗教への入信と似た性質をもち、夫婦が離婚に至るケースもあります。このような場合に備えて項目を作ることをおすすめします。 文 例 「夫と妻は、子・親族に対して、お互い宗教を強要しません。」「宗教行事への参加はしません。」 「新たに宗教へ入信する場合は、事前に相談し話し合います。」 「新たに仕事を始める場合は、事前に相談し話し合います。」 |
特別に明記しておきたいことがある場合や、ふたりが合意している場合は、夫婦生活について明記してもよいでしょう。双方が納得しているセックスレスは問題になりにくいですが、一方が何かしら我慢し続ける状態は夫婦にとってマイナスになります。セックスレス以外にプレイ内容も影響することもあります。具体的なことは書きにくいかもしれませんので、絶対にしてほしくないことを書くのもひとつの方法だと思います。 文 例 「夫と妻は週○回以上の夫婦生活を行います。」「お互いにスキンシップをとるよう努めます。」 「SMプレイ等一般に変態とされるプレイは一方の意思に反して行いません。」 |
動物の好みもそれぞれ異なります。お互いに「飼いたいペット」「絶対に飼いたくないペット」を話し合っておきましょう。ペットは、日々のえさ代だけでなく、病気の治療費などもかかります。ペットへかけてもいい上限金額を決めておくのもよいでしょう。 文 例 「夫と妻は将来、犬を飼うことに同意します。」「ペットにかかるお金は、原則として月1万円を上限金とします。」 「主体的に、妻がペットの面倒をみます。」 |
嗜好品であるタバコやお酒は、健康を害する場合もあります。上限量、回数、金額などを具体的に決めておきましょう。自身のためにも、家族のためにも、話し合いましょう。 文 例 「夫と妻は、外での飲酒を週2回までとします。」「飲酒の料金は、1回5000円までとし、各自のお小遣いから支払います。」 「家屋内は、全面禁煙とします。」 ※ 余談ですが、昨今禁煙は当然のようになっています。ただ、喫煙者に自殺や精神疾患が極めて少なく、禁煙を契機に、かえって心身を病んでしまうケースもあるという医師の見解もあります(少数派の見解らしいですが)。闇雲に禁煙を勧めて、結果不幸になることのないよう、よくよく話し合い、状況を見定める必要もあると考えています(管理人談)。 |
夫婦のトラブルになりやすいギャンブルについて、話し合っておきましょう。パチンコ、競馬、競輪、マージャン、競艇といったギャンブルは、借金を作る原因にもなります。使ってもよい上限金額や回数を決めておきます。また、株やFXなどの投資もギャンブルと同じ性質をもち、節度を守らないと夫婦の婚姻生活が終わりになりかねないリスクもあるので、項目を作るのもよいでしょう。 文 例 「ギャンブルの賭金は、年間収支マイナス20,000円とします。」「借金をする等、特別な事情が起こりそうなときは、お互い報告・相談します。」 「株やFXの投資は原則として禁止し、必ず相談して行うものとします。」 |
夫婦間での連絡は、ついつい疎かになりがちです。しっかりとお互いの予定を連絡することを取り決めておくのもひとつです。また、携帯電話を勝手に見るなど、相手のプライバシー侵害に繋がる行為について、規定しておくこともよいでしょう。電話やメールだけでなく、郵便物や信書など、プライバシーを守ることも大切です。 文 例 「夫と妻は、お互いの帰宅時間を、毎日必ず連絡します。」「夫と妻は、夕食の要・不要について、毎日必ず連絡します。」 「夫と妻は、お互いの連絡に対し、すみやかに返信をします。」 「夫と妻は、相手の携帯電話・パソコンの情報を無断で見ることを禁止します。」 「共有パソコンにおいて、相手のメールの受送信履歴をみることを禁止します。」 |